SPSSによる統計処理の手順

SPSSによる統計処理の手順

夏休みのスキルアップの一環として標題の本を読んだ。
第０章「データの型から適切な統計処理を選ぼう！！」という、概要説明は参考になるし、本書のユニークなポイント.
約３０ページちょっとではあるが、超概要レベルでうまく分類してくれていて助かる。

それ以降は、SPSSを使った分析操作と出力結果の解説が続く。
優れている点として、概要レベルにとどめていることと、細かいことは適度に省いていることがある。
ある程度統計を知っていると、１日で読める。
その裏返しでもあるが、分析手法については別の本を参考にしたほうがいい。
実際この本もそれを意図して作られており、著者が発行している別な本へのリンク（書籍名、ページ番号）が付記されている。
著者の本ではないけれど、私は次の本がいいかと思っている。

SPSSによる多変量解析